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景観建築デザインの奇才、ビル•ベンスリー氏に会えた。

更新日:2021年4月22日

サワッディーカ!バンコク在住の撮影コーディネーター、みのりです。皆さん、ビル•ベンスリー氏をご存知ですか?


ベンスリー氏は、数々の魅力的なリゾートやホテルなどを創り続けている著名な景観建築デザイナーです。彼のギャラリーのオープンを祝うイベントが、3月19日にFCC(外国人記者クラブ)で行われたので私も出席させて頂きました。


トークセッションで活き活きと話すビル•ベンスリー氏。

カリフォルニア出身のベンスリー氏はハーバード大学で建築を学び、卒業して直ぐにアジアへと移住。シンガポールと香港で何年か建築家としての経験を積んでから独立し、1989年に拠点をバンコクへと移します。そしてこれまでに30以上の国々で200を越えるリゾートやホテル、レストランなどのデザインを手掛けて来ました。


私もプライベートやお仕事で何度か彼がデザインしたホテルなどを訪れていますが、それぞれ独創性があって本当に素敵!世界中にベンスリーファンが多いのも納得です。


2016年に弊社で講談社の雑誌「FRaU」の撮影コーディネートをさせて頂いた際には、バンコクにある彼がデザインしたホテル、The Siamで女優の柴崎コウさんをモデルに撮影をさせて頂き、その美しく印象的な写真が表紙に採用されたこともありました。


2016年9月号の表紙。印象に残るお仕事の一つです。

そしてこの才能豊かなベンスリー氏が、ここ3年ほど情熱を注いでいるのが絵画。アーティストのお友達に勧められ、習ったこともない絵を描いてみたらハマってしまい、ギャラリーをオープンするまでになったのだそう。


今回のイベントでは残念ながら原画はなくコピーのみの展示でしたが、作品はどれも強目のタッチでカラフル、且つベンスリー氏の遊び心があちらこちらに見え隠れして、見ていて楽しくなるものがいっぱい。それでいて環境問題、人種差別問題などに対する彼の思いが込められたメッセージ性が強い作品もあり、是非実物が見たくなりました。


人種差別問題をテーマにした「Beauty is more than skin deep」

約80点の作品が展示されているというBENSLEY Outsider Galleryの訪問は完全予約制。作品の購入も可で、ここで得た収益は全てSinta Mani FoudationとWildlife Allianceに寄付されるそう。


笑顔がとってもキュート!

興味を持たれた方は是非ギャラリーを訪れてみてくださいね。私も笑顔が素敵でユーモアに溢れ、ポジティブオーラいっぱいのベンスリー氏と、彼の素晴らしい作品たちに会いに足を運びたいと思っています!


ギャラリー情報<BENSLEY Outsider Gallery>

場所:BTSエカマイ駅から徒歩約12分

57, Sukhumvit 61, Khlongtan-Nua, Wattana, Bangkok

電話番号:02-381-6305

営業時間:9:00~18:30

定休日:不定休(完全予約制/mink@bensley.com、nikita@bensley.comまで

ウェブサイト:クリック

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