ウドンタニーのプープラバート歴史公園を訪れたら、感動の連続だった!
- Minori Aida
- 2022年6月20日
- 読了時間: 5分
更新日:2025年5月4日
サワッディーカ!バンコク在住の撮影コーディネーター、みのりです。某番組の現地調査のため、単身タイ東北地方のウドンタニー県まで行ってきました。
バンコクからは北北東へ約560キロ、飛行機で約1時間の距離。現地調査は1日あれば終わってしまう内容だったので当初は日帰りする予定でいましたが、せっかくここまで来てとんぼ返りももったいない気がしてしまい、そのままもう2日間滞在させて頂くことに。
任務完了してその翌日、早起きをして向かったのは予てから訪れてみたいと思っていたプープラバート歴史公園です。ウドンタニー県の西部に位置するこの歴史公園、市内からは約70キロ離れていて、車で1時間強で到着しました。

タイ語でプーは「山」、プラバートは「仏陀の足跡」の意味。この聖なる山には長い月日をかけて雨や風に浸食され形成された奇岩が林立しており、その岩肌には先史時代に描かれた人や動物などの壁画が残っていたり、9~11世紀ころには仏教の行事を行う場や修行の場としても使われていた形跡が残っていたりもするんです。
だから「自然公園」ではなく「歴史公園」なんですね!
入り口にあった地図を見ると…思っていたよりも広い!何も考えずにゴムのサンダルで来ちゃったけど大丈夫かな?と一抹の不安が過ぎりましたが(←普通に準備不足…笑)、もう行くしかない!ということでチケットを買って先へと進みました。

今は雨期で緑が本当にキレイ!道中は木々の緑だけでなく、色んな野草が花を咲かせているのも見られて楽しく歩けました。

しばらく進むといきなり目の前に現れたのはワットルーククーイという寺院。巨岩の下の部分に人口の石のレンガを積んでお堂が作られていました。周りは現代の仏教寺院のお堂と同じく結界石で囲まれています。そしてお堂の中には数体の仏像が安置されていました。
周りにはいくつもの巨大な奇岩が並んでいます。すごい迫力でこれは最初からテンション上がる~。

ちゃんとお参りをしてからまた歩き始めます。
こんな風に道全体が岩で覆われているところもけっこうあったのですが、これってすっごく大きな一つの岩が地中に埋まっているってことなのでしょうか?!謎ですね。

歩いているとあちらこちらに変わった形をした岩を見ることができて、どれもフォトジェニック!ついつい足を止めて写真を撮ってしまうのでなかなか前に進めません。(笑)

奇岩が立ち並ぶ独特の風景を楽しみながら歩みを進めて行くと次のスポット、ワットポーターに到着です!とても大きく分厚い板状の岩を薄く細長い岩が支えていて、下には壊れた仏像が何体も並べられていました。1000年ほど前には寺院として使われていたワットポーター。貝殻の粉などを使って岩肌に仏像を接着していた跡を見ることができます。

ワットポーターの周りにも結界石が置かれていて、その周りを美しい奇岩が囲んでいました。なんと神秘的な場所!1枚の写真にはとうてい収めることができないと思ったので動画を撮ってみました。
そして!その横の開けた場所にはここで一番有名な奇岩、ウサの塔が!!!

発見できた喜びが大きく、思わず塔と一緒に満面の笑みでセルフィーを撮る私…取り乱してしまいすみません。邪魔なヤツが写っていない写真はこちらです↓(笑)

なんと美しい!上の部分は掘られていて窓のような穴がいくつか開いています。そしてここの周りにも結界石が置かれていました。それだけ神聖な場所だったということですね。
それでは色んな角度からウサの塔をお楽しみくださ~い。

プープラバート歴史公園のシンボルともいえるこの奇岩。なぜウサの塔と呼ばれているかというと、実はこの辺りに昔から伝わる伝説から来ています。昔この辺りを治めていた王が自分に子供ができなかったため、近くの山に住む仙人が育てていたウサという美しい娘を自分の養子としてもらい受け、この塔に隠して育てた、というお話が語り継がれているんですね。
なので公園内にはウサの棺、ウサの池などウサに関連する場所がいくつもありました。

このキノコの傘の様な形の奇岩の下では宗教儀式が執り行われていたそう。身長158センチの私が背伸びをしてやっととどくほどの高さです。こんなに大きな岩がなぜ倒れないのでしょう…どうやってバランスが取れているのか本当に不思議です。

ところで...入場してからずっと思ってたんですが...誰もいないですね、ここ。(笑)
道中唯一見かけたのはタイ人のご家族連れ4人のみ。エンデミックに入ったばかりで、まだ観光客が少ないのかな~?とにかくこんなに広い公園をほぼ貸し切りで楽しめるとは贅沢なことです。
ここも道が岩で覆われていました。デコボコしてはいますが、雨期でも湿ってぐちゃぐちゃにならないので意外と歩きやすかったです。

そして、プープラバート歴史公園のもう一つの見所がこれ。3000年以上前に描かれたという壁画です!

上の絵は魚の尻尾、左下は牛、右下は人が描かれています。ちょうど岩と岩の間に描かれていたため、雨や日光にさらされることなく今日まで残ったのだそう。長い時を経て先史時代の人々の営みを今に伝えてくれている壁画…奇跡ですね!
その後も色んな植物を発見。シダ科の何かかと思われます。どれもキレイだな~。

ゆっくり見て回って約3時間でスタート地点に帰還。タクシーの運転手さんは「タイ人だったら1時間も歩けば十分。あんまり遅いから道に迷ったんじゃないかと思って公園の係員に相談するところだったよ。」と心配していてくれたみたいです。(笑)優しいな。
自然と歴史が一緒に楽しめるプープラバート歴史公園。遺跡好き、仏像好き、お散歩好きの私は最高に楽しめました~!
現在、世界遺産に申請中とのこと。有名になって世界中から観光客が押しかけて来る前に是非訪れて頂きたい場所です。
公園情報<Phu Phrabat Historical Park>
場所 :Mueang Phan, Ban Phue, Udon Thani
電話番号 :042-219-838
開園時間 :8:30~16:30
入場料 :外国人100バーツ、タイ人20バーツ
定休日 :無休
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